2019.02.26 あそび

鳴く虫をキッカケに、まちじゅうがつながる。「鳴く虫と郷町 」

  • [業務内容]
    鳴く虫と郷町
  • [手がけた役割]
    トータルプロデュース(コンセプトデザイン・企画立案・アートディレクション・コンテンツ提案)
  • [クライアント]
    鳴く虫と郷町実行委員会、公益財団法人 いたみ文化・スポーツ財団

2006年、中脇が財団職員だった頃、伊丹市昆虫館と地域をコラボレーションさせた企画を立案。現在は、まちぐるみの規模となり、約15種、3,000匹以上の鳴く虫が展示され、関連イベントも10日で約50を越える。2015年には、地方新聞45紙と共同通信社が設けた「第6回地域再生大賞」の優秀賞を受賞。

元々、昆虫館で開催していた「秋の鳴く虫展」(上左)から着想し、国の重要文化財の旧岡田家住宅・酒蔵を舞台に展示した。
江戸時代に庶民の秋の楽しみ方として広まった「虫聴き」という風習を現代に再現し、伊丹市立伊丹郷町館をメイン会場として、

街路樹や市内の商店、公共施設などでそれぞれ工夫を凝らした鳴く虫の展示が行われる。

会期中はお店の人も虫の飼育を楽しんでもらう。
市議会議場で鳴く虫とプラネタリウムのコラボレーションが実現するなど、行政の協力も
多数。
音楽や飲食などの関連イベントが多数開催される他、
限定メニューも登場するなど、街全体で虫の音を聴きながら楽しむ。