2019.02.25 あそび

古民家を改修し、地域の観光拠点へ 戦国大名藤堂高虎ふるさと館

  • [業務内容]
    甲良町藤堂高虎ふるさと館、計画および運営支援
  • [手がけた役割]
    トータルプロデュース(コンセプトデザイン、事業計画、コンテンツ提案) プロセスファシリテーション (担い手発掘およびアドバイス、商品開発&試行)
  • [クライアント]
    甲良町、ランドブレイン株式会社

滋賀県甲良町の在士集落の古民家を出身の戦国大名藤堂高虎をPRする観光拠点として整備するために、コンセプトデザイン、事業計画、コンテンツ提案のみならず、担い手も地元運営を目指すための伴奏支援を手がける。

戦国大名藤堂高虎だけでなく、鈴鹿山脈から流れ出る豊富な水流と農業を中心とした暮らしに着目し、「藤堂高虎、出生の地」「水と土の豊かな農の町」「なつかしい日本の田舎」という3つの柱を設定し、様々な事業展開やコミュニティの活性化につなげていく。

一年目の準備時期。古民家の改修プランを踏まえ、コンセプトに応じた活用内容に落とし込む。
二年目、無事オープン。

ヒアリングやリサーチから見えてきた地域特色をMAP化。地域の人が再発見、再認識してもらう機会に。
二年目。コト消費の商品づくりを、実験的に大阪・京都の大学生に体験してもらった積み重ねから完成させる。地域の人たちに自信をつけてもらうことも兼ねた。

三年目。飲食も順調になってきた時期、京都の芸大生から「ゲストハウスは検討しないんですか?」という投げかけを受けプロジェクト化し、蔵の掃除で出てきたモノをアップサイクル化して、都市部のマルシェで出店する。